回胴人間模様ベストセレクション
回胴人間模様ベストセレクション (JUGEMレビュー »)
アニマルかつみ, パチスロ必勝ガイド編集部
           
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| 2018.02.08 Thursday | - | - | - |
 てすと
 てすと
| 2012.02.15 Wednesday | - | comments(0) | - |
 そう、iPhoneならね。
出たばかりの頃は話題にはなったものの、それほどでも無かったiPhone。
あれから数年、気がつけば街中がiPhoneで溢れている。

当の私もいつからかiPhoneを使い始め、今では無いと困る程の代物だ。
正直昔の携帯には戻れないとさえ思っている。

何がそれほどすごいのか。
見た目、操作面、色々あるとは思うが、要約すると「機能の豊富さ」、この一言に尽きるだろう。

昔CMであった、「携帯なんて電話が出来ればいい」というキャッチフレーズ。
そんな時代はもう終わってしまったのかもしれない。

今日はそんなiPhoneの豊富な機能の一つを紹介しようと思う。




みなさんは幸せを感じるタイミングにはどのようなものがあるだろうか。
布団に入った時、お風呂に入っている時、食事をしている時。
きっと様々な幸せを感じとっていることと思う。

もちろん私にもたくさんの幸せを感じるタイミングがあるが、
その中でも特に幸せを感じる事が2つある。

1つ目は自分の子供と触れ合っている時。
これは月並みではあるものの、やはり自分の子供というのは特にカワイイ。
寝顔を見るだけでこれ程に幸せを感じてしまうのだから不思議なものだ。

そして2つ目も平凡的な話で申し訳ないが、ウンコをしてる時である。
ウォシュレットと戯れる時のそれは、何事にも変えられないだろう。
そのウンコをしてる時に必要となるのがiPhone。

手持ち無沙汰を解消してくれる最良のツールである。


先日も、仕事中にいつものようにトイレへ腰を下ろし、ゆっくりとiPhoneを取り出した。
しかしなぜこれほどに事件というのは唐突なのだろう。
あれほど優雅に画面をいじっていたというのに、私の手からずるっとiPhoneが滑り落ち、あれよあれよとドアの下の隙間から外へ出ていったしまった。


外へ出るiPhone。
焦る私。
吹き止まぬウォシュレット。
そして、丸出しの尻。

個室に残された私は、冷静さを取り戻そうと
「これがパニック・ルームか・・・」
と意味もなく上手いこと言おうとしていた。

そんな困りはてた私を嘲り笑うかのように、iPhoneはその豊富な機能を発動し、しゅるしゅると音を立てて、ドアの下から帰ってきた。
iPhoneが万能なのか、そこに親切な人がいたのか、今となっては良く解らない。


ただ、静かにiPhoneを拾い上げた私は、その底力に感心しながら、一言つぶやき、トイレを後にした。



どんなところへ滑っていっても、ちゃんと帰ってくるんだ。
そう、iPhoneならね。
| 2012.01.16 Monday | - | comments(0) | - |
 グレープフルーツ症候群
遥かいにしえから、男女、夫婦の間で問題が無かった事など一度も無いでしょう。
永遠の愛を誓ったと言うのに、悲しいかないついかなる時でも、絶えることはありません。

みなさんはグレープフルーツ症候群というのをご存知でしょうか。

とある街にローラ・ウォルターズさんという女性がいました。
彼女が結婚後間もないころ、ある雑誌で結婚のきずなを強めるには、夫婦で定期的に率直に話し合う時間を持ち、そのとき、お互いに気に入らない癖があれば、それを指摘するとよいという記事を読みました。 
彼女は、その経験を次のように書いています。 

私たちはお互いに気に入らないことを5つずつ指摘することにし、私から始めました。 
私は主人にグレープフルーツの食べ方が嫌いだと言いました。
主人はグレープフルーツを食べるとき皮をむいて、まるでオレンジでも食べるようにして食べるからです。 
私はそんなふうにグレープフルーツを食べる人を見たことも聞いたこともありません。 
グレープフルーツをオレンジのように食べる夫と生涯を共に過ごすなんて、いかにも夢のない話でした。 

私のほうで5つ挙げ終わると、今度は主人が私の嫌いな点を挙げる番になりました。 


すると主人はこう言ったのです。 

「実を言うと、僕は君の嫌いな点が何一つ思い浮かばないんだよ。」 
    
息が止まりそうでした。私は急いで主人に背を向けました。 
自分の目にあふれた涙が頬を伝わっていく理由を、どう説明したらいいか分からなかったからです。 


ウォルターズさんは、この話を次のように結んでいます。 
  
性格の不一致を唱える夫婦の話を聞くたびに、私は、いつも、そうした夫婦も私が「グレープフルーツ症候群」と名付けた病気で苦しんでいるのではないかと考えています。 



みなさんどうでしょうか。
ウォルターズさんが命名したグレープフルーツ症候群。

今これを読んでいる方の中には結婚されている方もいらっしゃると思いますが、きっとみなさん思うところあった事でしょう。
ほとんどの方はこんな事を考えたのではないでしょうか。


離婚するほど嫌いなグレープフルーツの食べ方ってどんなだよ。

5つの嫌いな点のなかの代表がグレープフルーツなんだから、恐らく一番許せないんだと思います。
その食べ方が「皮をみいて、まるでオレンジでも食べるよう」だからだそうです。

きっと旦那さんは毎日会社で上司に怒られ、みんなが帰っても最後まで残業をしていると思います。
朝の通勤だって痴漢に間違われないように必死に両手をあげて満員電車に揺られている事でしょう。
隣のデスクのOLからは、「○○さんのロッカーの番号、931にしときましたから o(^-^)o 」とかだって言われてるかもしれません。

それなのに同じ柑橘類の食べ方と同じなだけで、離婚しようって言われて慰謝料まで取られるっていうんだから、同情せざるを得ません。


なるほど、ウォルターズさんの目にあふれた涙が頬を伝わる理由は同情だったのか。
それなら納得だ。


| 2011.03.02 Wednesday | - | comments(0) | - |
 不満

 
まだ小さかった頃の私は、体中に夢と希望が詰まっていた事と思います。
しかし残念なことに社会人になってからというもの、身体に詰まってるのは不平や不満だらけで、他に変わった部分と言えばチン毛が生えたくらいなもんです。

ただどんなに不満があっても、それを口にしない事が美学と思って暮らしています。


それだというのに、丸の内とかいう場所ではちょっと上司の加齢臭がきついくらいで

「いつものようにあのハゲが臭くて臭くてもうぷんぷん!!
そんなハゲにもいつも笑顔で対応するまみちゃんは、ご褒美にネイルサロンにいっちゃいました

pretty_girl.jpg    」


みたいな、脳にカントリーンマアムでも詰まってるんじゃねえかみたいなブログを書いてるやつがいるらしいです。
恐らく足拭きマットを膨らましたような顔してると思いますけど、これ以上我慢すると私も耐えられなくなりそうなので、たまには日々の愚痴を書いてみようと思います。

今の私は何が不満のタネなのか。
それはほとんどの社会人と同じで、私が勤めている会社に対しての不満です。

半年ほど前に転職をし、今の会社に入社したのですが、大きくわけて三つの不満があります。


ゝ詢舛安い
「おまえの実力を考えればむしろ高すぎるくらいだ」
という社員達の声も聞こえてきそうですが、こんな安い給料でどうやってパチンコを乱れ打てば良いのか教えて欲しい。
あんなに小額のお金でキセルが見れると思ってるなら、経営陣の甘さを疑わざるを得ない。
ていうか、閉店間際の天授の儀が2連で終わるような状況でお金が足りるわけがない。


休みが無い
なにやら巷では残業がやれ何十時間を超えただの、サービス残業がどうのとか言って訴えるとか訴えないとか物騒なこと言ってるけど、残業時間はあっさり3桁超えるし、全時間がサービス残業なんだから、狂ってるとしか言いようが無い。

 

ただ、ここまでの不満はそんなには気にしてません。
昔から鉄人ってよばれてましたし、仕事も好きですから。
それに仕事中の趣味が鼻くそほじりみたいなやつには勿体無いほどの給料です。

じゃあ何に一番怒っているのか。

これを今日は声を大にして言いたい。
というかみんなに慰めて欲しい。


そう、今の私の一番の不満は、全社員が私のことを寡黙なつまらない人間と思っていることなんです!!

これが悔しくて悔しくてしょうがない。

別に自分のこと
「オレ面白いぜ!」
とかは思ってないですけど、あいつつまらないって言われるのだけは本当に凹みます。

もちろんしょうがない部分はたくさんあります。
なんせろくにしゃべってないですし、気の利いたこととか、面白いこと言ってないですからね。

それじゃあ文句言うなよっていう話なんですけど、みんなに慰めてもらおうと思って今日は日記を書きました。

 

そんな事にイライラしていたとある日なんですけど、初めての人間ドックの結果がきました。
基本的には問題無かったのですが、知らないうちにメタボリックシンドロームになってるみたいです。

不満の順位が変動しました。
今の一番の不満は、自分の肥満です。

 

| 2010.06.14 Monday | - | comments(0) | - |
 銃声

カエルの子はカエルとは良く言ったものである。

私の父は各種ギャンブルが大好きで、そんな父に育てられたせいもあって、私もギャンブルには目が無いタイプの人間だ。

それだけギャンブルが好きなこともあってたくさんのギャンブルをしてきたが、人生を狂わすほどにのめり込んだり、お金が乱舞するような大博打を打ってきたというわけではない。
お小遣いの範囲で普通にパチンコをしたり、友達と麻雀をしたりくらいのかわいいレベルの話である。

その中でも、私が特に好きなギャンブルの一つにパチスロがある。

のめり込んだきっかけも平凡なもので、私がまだ高校生だった頃にバイト先の先輩に連れられ沸けも解らないままお金が増えたのが、最初のパチスロの思い出だ。

それからというものパチスロの魅力にとりつかれた私は、29才になる今日まで暇があったらパチスロをする生活を続けている。
そして、これだけ続けていると酷いエピソードもたくさんあった。

例えば、良く出る店と聞きつけ遠くまで電車で行ったものの電車賃が無くなる程に負け、泣きながら歩いて帰った話や、卒業出来るか出来ないかがかかった大事な授業にでなきゃいけないのに、フラフラとパチスロ屋に行ってしまったために、単位もお金も投げ捨ててしまった話なんてものは、多かれ少なかれ皆さんにもあると思う。
今日はその中でも特に希少な体験の一つを紹介したいと思う。


ある日の事。

携帯電話の着信音に揺り起こされた私は、布団に顔をうずめたまま、着信音を頼りに電話を取った。

「すげえ出る店があって、明日の終電くらいから店に並ぼうと思ってるんだけど、お前も行く?」

やはりというかなんというか、いつも通りパチスロのお誘いである。

パチスロ屋というのはおいしいパン屋さんと同じで、開店待ちというものがある。
東京のお店は朝10時に開店することが多く、良い台に座りたいと考える人は一般的に8時とか9時くらいからお店の前に並んで開店を待つ。


そして良い店になるとそれ相応の人だかりができ、先頭集団に関してはドラゴンクエストの発売日よろしく前日組が出る事も少なくない。
彼もそんな一人で、前日から並ぼうというお誘いの電話だったのだ。


彼は「ぼくじょう」という名で皆に親しまれ、日本でも有数の大学に入学しながらも、パチスロに魅せられ除籍となった愛すべき男である。


特に用事が無かった私は二つ返事でOKをして、彼と一緒に終電からパチスロ屋に並ぶ事にした。


そして当日。
場所を聞いてなかった私は、彼に連れられ愕然とする。
そのパチスロ屋は眠らない街歌舞伎町の中心にあるお店だったのだ。
終電を過ぎても街は賑やかで、まだ若かった私はこれからの一晩の事を考え、緊張感を漂わせていた事を覚えている。


日本にある街の一つと言ってしまえばそれまでだが、煌びやかな女性、華やかなネオンに飾られ、そして銃声の鳴らない日が無いと言われる街である。


慣れない街並みに震えながら、もし銃で撃たれたらどうしようと、現実味が有るのか無いのか解らない妄想に身体を震わせていた。
しかしながら人間とは不思議なもので、時間が立つにつれ段々と周りが気にならなくなるのだから、やはり慣れとは怖いものである。


だが、恐怖が取り除かれても問題はまだある。
終電から翌朝の開店時間まではおよそ10時間程度あり、圧倒的に退屈なのだ。
ぼくじょうとの会話も最初のうちははずんでいたが、話すネタも無くなり、お互い疲れてきたのか、ただただ無言の時間を過ごすようになっていった。


そして道路のアスファルトのでこぼこを数え始めてから一時間程度たった頃だろうか。
空が明るみ始め、スズメの鳴き声や電車の走る音が聞こえ始めた。


そうはいっても、まだ諸手をあげては喜べない。
ようやく夜が明けてきたとはいえ、開店までの時間を考えればまだまだ折り返し地点なのだから。


そして電車の音に反応したのか、大仏みたいな格好(タイの寝っ転がってる奴ではない。)で寝ていたぼくじょうが急に目を覚まして、空をみながらこうつぶやいた。


「オレ イク トイレ。」


こいつはやっと顔を出してくれたお天道様に何を伝えてるんだと思いながらも、突っ込む程の気力も無い私は静かにうなずいた。


引き続きアスファルトのでこぼこを数える事、10分。
どうしたものだろうか。
彼が帰ってくる気配が無い。


人それぞれとは思うが、通常トイレというのは数分もあれば戻ってくるだろう。
男性であれば尚更だ。


そうはいっても、我々がいるのはただの路上。
トイレを探す時間も考慮する必要があるので、まだ遅いという程の時間では無い。


しかしそんな考えをあざ笑うかのごとく、20分経っても、30分経っても、彼は帰ってこなかった。


心配になり何度も電話をかけるが、無機質なコール音が鳴り響くばかりである。


私の頭の中に嫌なイメージばかりが浮かんでくる。
なぜなら、ここは銃声の鳴らない日の無い街だからだ。


誰かに絡まれたり、謂れのない因縁をつけられた可能性だって考える。
悲しいかなこの街は治安が良いとはお世辞にも言えない。


あるはずがない。
そんなことあるはずがない。


そう自分に言い聞かせながらも、胸に宿ったざわめきは消せるものではなかった。


確かに大仏のように眠ってる姿に殺意が芽生えたのは隠しようの無い事実だ。
でも本当にいなくなってしまうのはいくらなんでも辛すぎる。
まだまだ教えてもらいたい事だってたくさんあった。


彼の話はパチスロの打ち方や、麻雀のやり方なんていう、どうしようもない事ばかりだったが、当時の私はその話にいつだって目を輝かせていた。
いや、何も当時に限った話ではない。
29歳になって社会に出るようになった今だって、彼が話しをしてくれるのであれば目を輝かせて接することだろう。


確かに傍からみればぼくじょうと過ごす日々は、ただの自堕落でどうしようもない日々かもしれない。
しかし、そのどれもが私にとっては掛け替えのない素晴らしい日々だったのだ。


いつまでも帰ってこない彼の事ばかりが頭を駆け巡る。
トイレに行ったのであれば、そこまで遠くには行っていないだろう。
さすがに「トイレに行く」という言葉だけを残して、電車に揺られて自宅のトイレに行く事は考えづらい。


私は悩んだ。
彼を探しに行くべきか、行かざるべきか。


恐らくだが、早く行けば行くほど彼に出会う確率は高くなる。
時間が経つにつれ足取りを追いづらくなるのは自明の理だろう。
しかし今この場を離れる事は、終電から夜が明けるまで過ごした、この数時間を無駄にすることになる。
私が列から離れた瞬間に、目の前の道の角から、彼がひょっこり現れたとしたら、もう列には戻れない事を、私はどのように謝ればいいか解らない。


どれほど悩んだだろうか。

一通り悩んだ結果、残ったのは自責の念だけだった。
自分が本当に情けない。


なぜなら私が天秤にかけていたものは、彼の安否と己の保身だったのだから。


掛け替えのない友人と、終電から並んでいるというちっぽけな軌跡。
冷静に考えれば、どちらが大事かは言うまでもない。



そして彼がトイレに行くと言ってから一時間後。


「待ってろよ、セリヌンティウス」


そう心の中でつぶやいた私は、列から離れる事を決意した。


不思議なもので、一晩中目の前にあって見飽きたはずのパチスロ屋の看板も、今では少し名残惜しくさえある。


「今まで世話になったな。オレは友人を捜しに行くよ。」


「気にするな。おまえと過ごした時間、なかなか悪くなかったぜ。」


「またどこかで会おうな、看板。」


戦友と熱い語り合いをした私は、最後にパチスロ屋を一瞥し、彼が消えていった方角に身体を向けた。



私は列から踏み出そうと思う。


この一歩は一人の人間にとっては小さな一歩だが、列から離れる者にとっては大きな一歩となるだろう。


                ノービ・アームストロング


そして列から離れようとしたその時である。


なんと視界の片隅、見覚えのある男が入ってきたのだ。


どれだけ遠くても間違えようがない。
一時間前にトイレに行くと言っていた男。
そう、ぼくじょうだ。


ゆっくりと近づいて来た彼は、満面の笑みを浮かべている。
恐らく、彼も安息の地へ戻ってこれた事を喜んでいるのだろう。


「無事で良かったね、セリヌンティウス」

私はくしゃくしゃの笑顔で彼を迎え、当然彼も同じ気持ちだと思った。
そう思っていた。


しかしなぜだろう。
満面の笑みの彼に、何か違和感を感じる。


その違和感は視線をすり抜け、私の鼻孔をくすぐってきた。


そしてぼくじょうが私に近づくにつれ、その違和感は確信へと変わっていく。


 

どう考えても、異常なほどに石鹸臭い。


 

さっきまで路上の大仏になってた奴からこんな匂いがするはずがない。
お住まいが石鹸の国じゃなきゃ、まったくもって説明がつかない。


いったいこいつはどこのトイレに行ってきたんだ。



心配をし続け、ぼくじょうとの日々を思い返して放心状態になっていた私をよそに、あり得ない程の上機嫌であいつがしゃべりだした。



「いやー、オレのピストルが火を噴いちゃったぜ(笑)」



噴いちゃったぜ(笑)じゃねーよ。


こんな低俗な下ネタは久しぶりに聞かされた。
以前の会社の係長並みに切れが無い。
法治国家だっていうのに、こんな低俗な奴を取り締まれないなんて、この国はどうかしてる。


こんなに意味の無い心配をしていたのかと思うと悔しくてしょうがない。
そしてあまりにも自分が無知だった事に気づかされ本当に恥ずかしい。


良く良く考えれば、こんな事は当たり前の事で、簡単に想定できなければいけない事だった。

 



 

だってここは歌舞伎町。


銃声の鳴り止まない街なのだから。


 

| 2010.01.15 Friday | - | comments(0) | - |
 ひとまず
明日から入院する事になりました。 大きな話では無く、一週間程度で退院ですが、お見舞いに来て頂けるお優しい方がいらっしゃいましたら、連絡下されば詳細お伝えします。 場所は都内です。 本当は先日、LIVEなるものをやったような記憶があって、それを書きたかったのですが、パソコン触れなくなるので、ひとまず。
| 2009.09.02 Wednesday | - | comments(0) | - |
 お料理ブログ


みんな夏バテしてない??
こないだテレビ見てたら、夏バテには夏野菜が良いんだってさ_¢(0_0ヘ) フムフム

そういえば家に茄子とピーマンが余ってたかもw(°o°)w おおっ!!
ということで今日の夕飯は思い切って茄子とピーマンでキーマカレーを作ることにしました♪
って、私ってば思い立ったらやらずにいられないんだよね(笑)

いつものようなベーシックなカレーは良く作るんだけど、初挑戦のキーマカレーにちょっとドキドキ(#^.^#) エヘッ

初めてだったけど、すーっごい上手に出来ちゃって、いーっぱい作ったのにペロリと平らげちゃいました(-^〇^-)

みんなにも食べさせてあげたかったけど、今日は写真で我慢してね( ̄ー ̄)ゞ
(ちなみに奥に見えるのは豚シャブサラダだお〜 ブーブー)

次に作るときは彩りを考えてパプリカさんも入れちゃおうかなって考えてます( ^ー゜)b


〜〜〜〜レシピ〜〜〜〜
■材料
.ーマカレー 適量
茄子     適量
ピーマン   適量

■作り方
,鉢△鉢を混ぜる。


※注 本当に私が作りました。
| 2009.07.17 Friday | - | comments(0) | - |
 大別

人間は大別すると、二つに分ける事が出来ます。
それは、前に出られる人間と、前に出られない人間です。

具体的な例で説明すると、壇上に立って何かをする事に対して、人前で注目を浴びて気持ち良いと感じ、壇上に立ちたいと思う人間と、緊張するし恥ずかしいと感じるため、壇上には立ちたくないと思う人間です。

これらは、後天的な矯正で変える事も出来ると言われていますが、表面上の装いを変えられても、本質的なものを変える事は、そんなに簡単ではありません。


あるボクシングの世界チャンピオンが言った、こんな言葉があります。

「肉体や技術を磨く事はいくらでも出来るが、行き着くところは殴り合い。相手の拳に対するハートだけは、練習では培えない。」

どれだけ練習を積んでも、最後の最後に取れる行動は本能に依存する部分が多く、本当の恐怖に対峙した時、前に出られるか、後ろに下がってしまうかは、本質的な部分に委ねられてしまうという事なのでしょう。

もちろん、弛まぬ努力の上にその本質的部分を乗り越えた人間もいると思いますが、私は残念ながら乗り越える事の出来なかった人間です。

大人になり多少は慣れた部分もありますが、小さい頃の私は人前に立つと極度の緊張をきたしてしまい、足も声も大きく震えてしまう程に、器の小さい子でした。



あれは十数年前の、まだ私が小学生だった頃の話。
当時の私は、人前に立つ事はおろか、授業中の発言すらまったく出来ない子でした。

先生から

「この問題解る人?」

という問いがあったとしても、恥ずかしくて手をあげる事が出来ず、
「僕が答えなくても誰かが答えるだろうから」
という思いが先行してしまい、極力目立つ事を避けるようになっていきました。

今思うと、自分に自信が無かったのだと思います。

もちろん、クラスの中心人物に憧れてはいましたが、勉強やスポーツが出来るわけでも無く、カッコイイわけでも無い自分には、その場所が一番落ち着ける場所でした。


そんなある日の事。

どの学校にも、各種の「委員会」と呼ばれるものがあると思いますが、うちの小学校では、委員会の任期が前期と後期に分かれていて、一学期の初めと二学期の中頃に各種委員の選考が行われていました。

そして、その日は二学期の中頃で、後期の委員を決める日でした。

生徒は必ず何らかの仕事を請け負わなくてはいけないのですが、人数分の委員会が存在するわけではありません。

そのため、美化委員や図書委員というような各種委員会の他に、落し物係や理科係と言った、各種係が人数分用意されていて、それらも同時に決められる日でした。

そんな委員や係の中でも、最も重要な役職と言えば、やはりその学級の長とも言える、学級委員だと思います。

この学級委員はただクラスの長というだけではなく、様々な委員の中でもトップに立つ存在で、そのクラスにおいては他の各省庁のトップを従えた総理大臣と言っても過言ではありません。

そして、学級委員に任命されると、他のクラスのトップ達との首脳会談、いわゆる学級サミットへの出席も義務付けられます。

全ての委員を統率する花形的役職、それが学級委員ですが、それははっきり言って私のような人間には無縁のポストでした。

社会の形というのが何角形なのかは未だに知りませんが、小さい頃より底辺を好んで走ってきた私には、クラスという社会においても、トップに座る事は有り得ない話です。

大体にして小学生の時の基準なんて簡単なもので、勉強も出来てスポーツも出来る、恨むのならこいつと同じ時代に生まれた事を恨もう、と思わざるを得ないような奴が選ばれるポストです。

もうちょっと解りやすく言うと、クラスでモテる奴。
言い換えれば、めちゃ×2イケテル奴が選ばれることになっています。


学級委員の決め方は非常に簡単で、まず立候補者を募り、その後、その他にも推薦したい人間がいれば、各々が好き勝手にその名を上げます。
候補者の出揃ったところで、民主主義よろしく多数決による投票が始まり、票数の多い人間が学級委員に選ばれます。

至極簡単で、問題が無いように思えますが、私はあまりこの制度が好きではありませんでした。
まず、立候補者と推薦者が同様の扱いになること。
どれだけ立候補者にやる気があって、どれだけ推薦者にやる気が無かったとしても、命運を分けるのは、その他大勢が持つ票以外の何ものでもありません。

確かに、無能な立候補者がクラスの長になってしまうくらいなら、民衆より有能な人員を選出するというやり方も、理解は出来るのですが、子供が立候補しているのに、そのやる気を削ぐようなやり方は、正直まいっちんぐです。

とはいえ、ここで上がる候補者なんてものは、予めクラスの雰囲気で決まっており、誰が何かを言うわけでも無いのに、予定調和のように、はからずとも出来レースの装いを見せます。

そしていつものように、クラスのモテる奴ベスト3みたいなのが、立候補、もしくは推薦され、

「いやー、オレ学級委員とか、やりたくねぇんだよな。」

とか、推薦されるのが解ってるくせして、ハニカミながら文句をたれ、候補者となって黒板に名前が書かれます。

こんな奴らのために、学級委員選出制度の心配をしていたのかと思うと、夜の校舎窓ガラスを壊してまわりたいのですが、自分の運動音痴ぶりは痛いほど知っているので、なんか破片で手とか切りそうなので辞めておきました。


なぜ神様はこうも不公平に人間を作られたのでしょうか。

片や、何をやっても良く目立つ男達。
片や、目立つ時なんて、一時期クラスで流行ったケン玉に夢中になるばかり、衝突実験ばりの勢いで鼻に玉をぶつけ鼻血を流す男。
しまいには、玉の赤い色なのか鼻血の赤い色なのか、良く見分けが付くだとか、付かないとか。


「くっ、この十数年で、オレ様から血を流させたのはおまえが始めてだ・・・・。」

とかケン玉に向かって言っても、カッコ悪いだけですからね。

たぶん、神様の中で人間を大別すると、ケン玉に夢中になって鼻血を流す奴と、ケン玉と鼻血の色を見分けられない奴に分けているんだと思います。


そんな私にとって、学級委員を決める会とか、はっきり言ってどうでも良くって、どうせ無縁の話と、いつものように鼻クソをほじりながら、窓に向かってどこまで飛ばせるかを楽しんでいました。

その日はいつになく絶好調で、普段越えられない池を軽々と超える場外ホームランばかりで、その出来栄えに舌鼓を打っていました。

ただ、マンガとかでも良く見ますが、不意に訪れる絶好調というのは、不吉な出来事の予兆である事が多いのです。


「今日のレースが最後かもしれないな・・・。」

僕の職業はバイクレーサーだ。
といっても、レースの賞金だけで生活が出来るわけでは無く、むしろバイトを掛け持ちしながらレース費用を捻出していると言った方が正しい。

それでも僕一人でレースに出るほどのお金を稼ぎ続けられるわけは無く、今は昔レーサーだったおじさんの援助で、なんとかレースをさせて貰っている。

うだつの上がらない成績でも、なんとか続けられているのは、このおじさんのおかげで、僕はこのおじさんが本当に好きだった。

でも、何も残せないレーサーが続けていられる程、この世界は甘くは無い。

そう、それは昨日の事だった。


「おお、おはよう。」

「急に呼び出して、おじさんどうしたの?」

「いやな、ちょっと言い辛い事なんだが・・・・」

「ん?おじさんのお願いなら、なんでも聞くよ!いっつも面倒を見て貰ってるんだからさ!!」

「いや、そうじゃないんだ。実は、もう面倒が見れなくなるんだ。」

「え?」

「妻が病気になってしまってな。大掛かりな手術が必要なんだ。成功するかどうかも解らない状況なんだが、そのためにたくさんのお金が必要なんだ。オレの果たせなかった夢をお前に見ていたんだが、これ以上の援助は金銭的に苦しくてな。・・・・すまん。」

「謝る事なんかじゃないよ!おじさんがいなかったら、僕は夢を見る事すら出来なかった。おじさんがいたから夢を見る事が出来たんだよ!今まで本当にありがとう!」

「そう言ってくれると嬉しいよ。出来ることなら、おまえの納得が出来る時まで、続けさせてやりたかった。」

「大丈夫。明日のレースで優勝すれば賞金もでるし、もしかしたらスポンサーの目にだってとまるかもしれない。僕、絶対明日のレース頑張るから。」

「オレも全力で応援するから、最後まで気を抜かずに、悔いの残らぬよう頑張るんだぞ。」



スタートラインにたった僕は、昨日の出来事を思い出しながら、頭の中で繰り返した。

「優勝出来なければ、これが僕の引退レースだ。」


シグナルの色が変わり、全てのバイクが一斉に飛び出す。

立ち上がりこそ悪かったものの、引退にかける僕の気迫の強さか、おじさんの応援の力なのか解らないが、その後の僕はいつになく絶好調だった。

充実しているレーサーには、走るべきラインが明確に見えるというが、今の僕にはそのラインがくっきりと目に映っている。

いつもの自分とは思えない程に淀みの無いライディングを続け、後続をどんどん引き離す。
そして、ついにトップで最終ラップの名乗りを受けた。

これが僕の実力なのか、奇跡が起こったのかは解らない。

もし神様の気まぐれだとしても構わない、このレースのゴールをトップで通過できるなら。


最後のカーブに差し掛かり、優勝を確信した時の事だった。

それまで必死だった僕の気持ちが緩んだのを神様に見透かされたのかもしれない。
自分の進むべきラインを見失い、そのまま目の前が真っ白になった。

記憶の薄れ行くなか、僕を呼ぶおじさんの声が聞こえてきた。
そういえば、最後まで気を抜くなって言ってたっけな。

おじさんごめんね、約束を守れなかったみたいだよ。



あれから二十年。
奇跡的に一命を取り留めた僕は、若手レーサーの育成に努めている。

あの事故をさかいに、バイクに乗ることは出来なくなってしまったが、普通なら死んでしまう程に大きな事故だったそうだ。

後で聞いた話だが、奥さんの手術も大成功で、今でも夫婦仲良く元気に暮らしている。

きっと、僕のレーサー生命と引き換えに、神様が手術を成功させてくれたのだろう。

それに、どうやら僕には自分でレースをするよりも、こうやって若い子のコーチをする方が性に合ってるみたいだ。

今では僕の教え子達が、世界を舞台に汗水を流している。
彼らの大きな夢に、僕の夢を少しだけ便乗させて貰えているだけで、今は幸せだ。

確かにあの日、最後のカーブで事故を起こしレースは終わってしまった。
でも、今は悔しい気持ちなんて、少しも無い。


だって、僕のレースは、まだまだ途中なのだから。



なんて事が往々にしてあるかもしれないのだから、絶好調なんて時は、ちゃんと気をつけないといけないんですよ。
実際のレーサーにどのくらいお金がかかるのかとか、正直まったく知りませんが、やっぱり油断ってしちゃいけいないと思います。

ちょっと鼻クソが遠くに飛ばせるからって、天狗なってると大概は足元をすくわれます。
なんて思ってたら、やっぱり事件が起きました。

そう、姉さん事件です。

一通り、立候補者と推薦者が出揃って、さあ投票という状況になったにも関わらず、A子ちゃんが、すっと手を上げて、おかしな事を言い出したのです。



「私は学級委員に、のび君が良いと思います!!」



いや、もう意味が解らない。
気が動転して、思わずその子に鼻クソを飛ばしそうになってた。

そしてなんだか知らないうちに、黒板に私の名前が書かれています。

やっぱりこの制度が嫌いだ。
民主主義って奴は個人の意見が尊重されているように見えているが、いつだって個人の声が届いていない。
こんなの、民主主義に潜む残酷な天使のテーゼとしか、言いようが無い。

あんまり上手く言えなかったところで、なぜA子ちゃんが私を推薦したのか、少し考えてみましょう。
ちなみに、上手く言えて無いのに、自分を見直さない理由については無視します。

私が他の人間より勝ってると自信を持って言える事など、標的にされまいとヘラヘラ笑う事と、鼻クソを正確に飛ばせる事くらいです。

それに引き換え、相手は

「オレとか女に困った事無いから。」

って言いながら、車を乗り換えるが如く女性を乗り換えそうな奴らです。
そんな奴らの横に、私の名前が書かれているのだから、やっぱり理由が解りません。

この歳になっても、未だに困った事しか無いのに、もしかしたらその歳にして、国産車のみならず、外国車とかも乗り回してるかもしれない奴らに勝てるはずがありません。
もうポテンシャルが違い過ぎる。
はっきり言って、一人だけ三輪車。


そんな私の気持ちなど何処吹く風といった感じに、候補者達のスピーチが始まりました。

常連3人は、やはり慣れた感じで皆の前に立ち、クラスをどうするつもりか、各々のマニフェストを掲げ、熱弁をふるっています。
隣に座ってたY子ちゃんとか、目の形がハートになってました。

そして私の番。
人前になんか立った事の無い私が、いきなりクラスのみんなの前で喋らなければいけないのだから、もう大変。

今だったら

「私が学級委員になった暁には、女子の制服を水着と義務付けます!!」

とか言って、男子の圧倒的な票数を集めるくらい、簡単なのですが、そこはまだまだ何も知らない子供。

緊張に足をガクガク震わせながら、うわずった声で

「なんで僕なんかが推薦されちゃったのか解りませんが、もしも学級委員になったら頑張ります。えへへ。」

とか、どうせ冴えない事を言ってた事と思います。

いつもいる教室にも関わらず、私に見える景色は非日常のそれ以外の何ものでもなく、早く席に戻りたいと心の底から願うばかり。

一通りスピーチを終えると、形式的な拍手の音に包まれ、私は足早に自席へと戻りました。

戻り際に、ふとY子ちゃんに目を向けると、今までハートの形だったはずの目が、急に死んだ鯖の目みたいになってるんだから、人類の神秘はまだまだ計り知れないことでしょう。


やっと終わったと胸をなでおろした私は、これから投票という地獄が待っているのも忘れ、変な事を考え始めていました。

人間とは不思議なもので、自分の位置がどの程度か解ってるのに、「今の拍手は他の人よりも多かったのではないか?」とか、「もしかして、みんな口に出さないだけで、僕に投票するつもりなんじゃないか?」と、通常では有り得ないような事を考え始めるように出来ています。

まさに脳が天気になっているのでしょう。


でも、皆さんも経験した事が無いでしょうか。

受験や資格試験などの時に、明らかにテストが出来なかったのに、何を勘違いしたのか

「あれ、これ選択問題がちょっと運良かったら、受かってるんじゃね?」

と、思ってしまった事が。


はっきり言って、そんな時は絶対に受かって無いです。
自分でも、客観的に見れば受かっていない事くらい解っているのに、なぜか都合の良い解釈をしてしまう。

神が人間を、「最も愚かな動物」と言っている理由をあげるなら、全然出来ていない試験に、受かっていると勘違いする点の事を言っているのでしょう。

そうは言っても、私も一人の人間。

今思えば、SMAP3人と、鼻クソ飛ばし名人のどちらに人気があるかなど、考える必要も無いのですが、心のどこかで

「ひょっとしたら、選ばれちゃうんじゃない??」
「ここで断トツの票を集められれば、オレにもモテモテライフがやってくるはず!!」
「そうだ、今年の夏はA子ちゃんと、2人で旅行に行こう。きっとA子ちゃんも喜んでくれるはずだ。」
「新婚旅行は海外が良いかな。」

とか考えながら、自分の票にひっそりと、そして力強く
「のび」
と記入しました。

学級委員なんて面倒だと言いながらも、心のどこかでは選ばれたかったんだと思います。
解りやすく言うと

「女って奴は、本当に面倒臭えなぁ。」

って、言ってる時の心境だったんだと思います。


私がいたクラスは40人程度だったので、過半数の20票が取れればもちろんの事、ナイスガイ3人で票が割れる事を考えれば、15票も取れれば当選は間違い無いでしょう。

そして開票が始まり、私は驚愕の事実を目の当たりにする事になりました。

次々と名前が読み上げられ、黒板の名前の下に「正」の字が書かれていきます。

しかし、どれだけ読み上げられても、「正」の字の完成どころか、私の名前の下に線が引かれる事はありません。

もう、残り全て私の票でも勝てない状況になるどころか、このままでは前人未到の0票という記録を打ち立てそうになったところで、40票目にあたる最後の開票で、初めて私の名が呼ばれました。

「のび」

もう意味が解らない。
完全に、涙で前が見えない。

涙の数だけ強くなろうとも、涙が飾りじゃ無かろうとも、もう私にとってはどうでも良い。

イケメン3人のたくさんの正の字に対して、私の名前の下に書かれたのは、漢数字の「一」だけ。
どう考えても一人だけ扱う漢字が違ってる。

というより、一画目が横線の漢字でさえあれば、どんな漢字で計測しても一緒。
「薔薇」とか使って計測しても、全然モーマンタイ。

大体にして、自分で自分の名前を書いてるんだから、一票だけなら入るに決まってる。
むしろ、推薦されたのに得票数が一票である事実の方が、よっぽど酷い。
立候補ならまだしも、推薦なのに自分の票だけ。

この時代に学校裏サイトとかが蔓延してたら、裏でなんて呼ばれるか解ったもんじゃない。
一票君とか呼ばれ始めて、知らないうちに、ユンピョウ君とか呼ばれるに決まってる。

まさか推薦した子ですら、他の人に票を入れるなんて、思いもしなかった。
オレをユンピョウにしたてて、おまえは何がしたいんだ。

あんなに惨めだったことは、今までの人生で一度も記憶に無い。

「神が与えた試練」
そう思わなくては、私の人生から笑顔という言葉が無くなっていたかもしれない。



ある偉人が残した有名な言葉がある。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

人類が皆平等であると叫ばれ続ける昨今。

確かに、上や下という概念では無いのかもしれないが、人間が大きく二つに別けられている事だけは間違い無い。


たぶんだけど、人間を大別すると、票が1の奴と、そうでない奴に分かれるんだろう。

| 2008.05.19 Monday | - | comments(0) | - |
 恐怖の蝋人形
どうもみなさんこんにちは。

唐突で恐縮なのですが、みなさん蝋人形って怖くないですか?

もちろん勝手に動いたりしないですし、そもそも生き物じゃないです。
だって、ただ蝋で出来ているだけですからね。

しかし、その蝋での造形とやらが問題で、あまりにもリアル過ぎるんですよね。

そりゃあ、平成の世となった今日においては、様々な技術でリアルな偽物を作れるのかもしれないですけど、蝋人形に関して言えば私が子供の頃から、有り得ないくらいリアルですからね。
あれ以上リアルな人形を作るのなんて、NASAの技術を使ったって絶対無理。
作れたとしても、せいぜい低反発蝋人形が関の山でしょう。

そんな蝋人形も、今ではかなり大丈夫になりました。
大人になって、気持ちをごまかしたり、物事を受け流すすべを覚えたからでしょう。

でも、子供の頃に見た蝋人形は本当に怖かった。
初めて坂本龍馬の蝋人形見た時とか、ちょっとちびってた。

たぶん、初めてフリーザと対峙したべジータと同じくらい怖がってた。
はっきり言って、私とか蝋人形とフリーザの見分けが付かないくらいですからね。

それなのに、なにをどう間違ったのか、一緒に蝋人形を見てた従兄弟のSちゃんは怖がって無いんですよ。

それどころか

「龍馬かっこいー!!」

とか、鼻水垂らして1人で叫んでるんですよ。
海援隊と海綿体の違いも、ろくに解らないくせしやがって。

で、ちょっと解り辛くなってきたので、一度話を纏めます。

まず、何回か本日記にも登場した事がある私の母親ですが、彼女の田舎が高知県なのです。
そして母親の妹、つまり私の叔母が高知に住んでいて、小さい頃は毎年、高知に遊びに行っていました。
叔母には二人の子供がいて、姉と弟のSちゃんなんですが、このSちゃんが私と同い年なんです。

それで、高知県って言ったら坂本龍馬くらいしか無いじゃないですか。
だから、県のお偉いさんかなんかが、高知県立坂本龍馬記念館っていうのをその昔に作ったんですよ。

そして、小学生だった頃の夏に連れて行かれた時に、しょうちゃん、あ、Sちゃんが「龍馬かっこいいー!!」とか言ってたのです。

あいつのかっこいいとか、当時流行ってた、電撃戦隊チェンジマンがかっこいいとかと、まったく同じ感覚ですからね。
おまえ、坂本龍馬の功績を舐めるなよ。

で、このSちゃんっていうのが、元を辿ると結構近いところで私と同じ遺伝子を貰ってるのに、まぁ変な子なんですよ。

小さい頃って周りと違うだけで、必要以上にいじめられたりするじゃないですか。
これは日本人の、「前へならえ精神」が問題だと思うのですが、みんなと同じである事を良しとする風潮がありますからね。

例えば、男の子はスカートを履きません。
私は男の子がスカートを履いても良いと思いますけど、日本という社会はその人を認めようとはしません。
そして小学校では、それがイジメにも繋がるため、イジメられないように日本人は周りと一緒であろうとします。

それなのにSちゃんは小学校に行く時、スカートどころか、鯉のぼりを履いていきましたからね。
いや、正確には鯉のぼりじゃないんですけど、鯉のぼりの柄のズボンを履いていったのですが、これがもう完全に鯉のぼり。

ちなみにみなさん、どんな鯉のぼり想像しますか?

たぶん普通は、人魚みたいなイメージだと思うんです。
鯉のぼりの口が腰のあたりにあって、足の部分を丸飲みにしてるような。
そんな鯉のぼりズボンを想像すると思います。

でもこのズボン、全然そんな人魚柄のズボンじゃないですからね。

実は、鯉のぼりが二匹いるんですよ。
それも、左右の足に一匹ずつ鯉のぼりを従える形で。

その上、足の部分は無駄にリアルなウロコがデザインしてありますし、腰骨の出っ張った所に綺麗に二匹の目がおさまってますからね。

いや、それだけだったら、僕も許しました。
ただの渚のハイカラ人魚だなと思って、許してましたよ。

ほら、鯉のぼりってカラフルじゃないですか。
上から順に、色んな色になってるじゃないですか。

それに関係するのかどうか解りませんが、このズボン、右が真っ赤で、左は真っ黄色の鯉ですからね。
遠めに見たら、新しいキカイダーみたいになってましたもん。

そうは言っても、私も見た事が無いくらいにヨレヨレのTシャツを寝癖ボサボサで着てたりしますから、人の事は言えないですけど、まだまだそれだけじゃないんですよ。

Sちゃんは小学校の頃に野球をやってて、往復に自転車を使っていました。

もちろんそれ自体は何の問題も無く、すごく健全なことだと思います。
どのくらい健全かっていうと、毎週欠かさずギルガメッシュNIGHT☆を見る中学生と同じくらい健全なんですけど、ほら、田舎の道路って、隣が用水路だったり田んぼだったりで、しかもガードレールが無い場所が多いじゃないですか。
今はかなり整備されてきましたが、当時の道路なんて、両脇がちょっとした崖になってるんですよ。

その日は他に用事も無かったので、私も野球について行ったのですが、帰り道の途中がかなり長い下り坂になっているのです。
そして、野球の終わったSちゃんは、いつものようにユニフォームを着て、バットを背負いながら、すごいスピードで下っていきました。

普通の速度で後ろから追いかけていたのですが、少しづつSちゃんが離れていきます。
私も負けじとスピードをあげるのですが、Sちゃんとの距離は離れるばかりでした。
どれだけ離れても、見晴らしが良い直線の道路のため見失う事はありませんでしたが、既にSちゃんの自転車は法廷速度という言葉とは無縁の存在になっています。


ほら、読んでてもう怖いでしょ?
こんなの、コナン君じゃなくても、何が起こるか解りますからね。


そして予想通りSちゃんはチャリンコに乗ったまま、すごいスピードで落差数メートルの用水路に落ちていきました。

その様は、例えるなら空を翔るひとすじの流れ星のようだったのですが、ひとすじに用水路に向かった理由がまったく解らない。

しかも幅の狭い道路じゃないですし、車とかを避けようとしたわけでも無いですからね。
ホント、目が付いてないんじゃないかってくらい、真っ直ぐ用水路に向かってましたもん。


この謎が見えない。
こっちの謎はコナン君でも解らない。

ただ、やっぱり理由はあると思うのです。
というより、なんの理由も無しに用水路に向かって落ちるとか、よほどの用水路マニアか、E.T.の見過ぎ以外有り得ないですからね。

もう不思議で不思議で摩訶不思議アドベンチャーだったので、血だらけで救出されたSちゃんに、なんで落ちたのか聞くと、口を開いたSちゃんは神をも恐れぬ答えを喋り出しました。



「僕は、目をつぶって進める距離を確かめたかった。」


もう意味が解らない。
距離が解る時って、100%崖に落ちた時ですからね。
もう、最初から崖に落ちる事が前提で喋ってますからね。
むしろ、崖に落ちずにで坂を下り切ったら、そのまま車に轢かれますし。

そして、かなりの落差から落ちたものの、命に別状は無くて本当に良かったのですが、駆けつけた叔母は、息子の奇行に対してずっと説教してました。

血だらけで説教されつづける小学生とか、これ以上の不幸は見た事がない。


そんな神をも恐れぬSちゃんなんですが、そんな彼にも一つだけ身の毛もよだつ程に怖いものがあります。
それが、彼の父親、つまり私の叔父です。

叔父は非常に厳格な人間で、チャランポランで有名な私の父とは似ても似つかないような人間です。

私の父と言えば、「キャッチボールをしよう」と言って中学生の私を外に呼び出し、握りしめたピンポン玉を投げつけてきたり、休日に「動物園に行きたい!!」と言うと有無を言わさず競馬場へ連れていってくれる事で有名ですが、その他の話を紹介をしていると、あまりにも有り得ない長さの日記になるので、詳しい事は、昔の日記『カエルの親もカエル』でも参照して下さい。

そして、いい加減な父のもとで育った私は、宿題とかやった事ないですし、夏休みなんて朝から晩までゲームしかしていませんでした。
もちろん起きる時間も不規則だし、寝る時間だってバラバラです。
規則正しい時間をしいてあげるとするなら、ギルガメッシュNIGHT☆の放送時間くらいなもんです。

でも、高知に行くと、その生活環境を変えざるを得ません。

まず、何を警戒してるのか解りませんが、朝が軍隊なみに早い。
どう考えたって、高知県ののどかな農村で、敵襲とか有り得ませんからね。

次に耐えられなかったのが、毎日の勉強の時間。
勉強の時間は決められていて、子供達は朝食が終わると、昼食までの数時間は必ず、勉強をしなければいけません。
あんだけ好き勝手に暮らしておいて、いきなり何時間も勉強とか出来ないですからね。
大体にして、勉強が好きだったら、高校中退とかしてないですから。
誰でも良いので、私の失われた青春を返して下さい。

そして昼食が終わると自由時間になるのですが、ここにも権力という名の暴力が蔓延しています。
なんと、大好きなゲームが、1日に1時間までしか出来ないのです。

どうせ叔父が高橋名人に感化されたんでしょうけど、1時間とかはっきり言って、復活の呪文を入力したら、もうほとんど残って無いですからね。
どうやってロンダルキアの洞窟を攻略すれば良かったのか、いまさらながら問い詰めてやりたい。


そしてゲームが終わると完全にやる事がありません。

出歩くにも基本的に車が無いと身動きがとれないですし、新しいマンガやオモチャを買おうにも、子供の頃の私とか、常にノーマネーでフィニッシュです。

しょうがないから家にあるマンガを読んだり、おもちゃで遊ぶんですが、いちいちSちゃんに承諾を受けないといけないんですよ。

そりゃあ全部Sちゃんの持ち物なのでしょうがないですし、基本的に断られる事は無いから、そんなに問題なわけじゃ無いんですけどね。

そんなわけで、ゲームが終わった後には、決まってロボットのオモチャで遊んでいました。
それは当時流行っていたトランスフォーマーっていうアニメのロボットで、平たく言うと正義ロボット(サイバトロン)と悪ロボット(デストロン)が戦う良くある子供用アニメなんです。
そして、そのロボットが人の形から車とかジェット機とか色んなものに変形したり、時に合体したりして、その様々な変身能力に、ヤマトナデシコ七変化よろしく当時の我々は心が奪われていたのです。

そして、そのアニメの内容はオモチャにも忠実に受け継がれ、駆動部分がたくさんあって、手足が自由に動くのはもちろんの事、ガチャガチャやっていると、ちゃんと車とかジェット機に返信するように出来ているのです。
しかも、組み合わせ次第では、ちゃんと合体も出来るんですから、ロボット史上最高傑作と言ったら過言なくらいでしょう。
まぁ、Sちゃんの持ち物なので、Sちゃんが正義ロボット、私が悪ロボットを使って、いつも私がやられ役だったのは、今となっては良い思い出です。

私達はこのロボットが本当に大好きで、ゲームが出来ないながらも、日が暮れるまでロボットごっこをしていました。
毎日毎日飽きもせずに良くやっていたなとは思いますが、逆に言うと、本当にやる事が無かったのかもしれません。

そして、気がつくと日も暮れ、叔父が仕事から帰ってき、家族全員が順番にお風呂へ入った後、夕食の時間となります。
このような日々が代わり映えする事なく、毎日毎日続いていた時のこと、とある事件が起きました。


ある日の事。

いつもと変わらぬ夕食を食べ終えた後、何もやることが無かった私は、毎日嫌で嫌でしょうがなかったはずの勉強を初めていました。
たぶん本当にやることが無くなって、どうかしちゃったんだと思います。

世の中っていうのは面白いもので、慣れない勉強をしていると、普段その部屋には現れないはずの叔父が歯を磨きながら現れました。


「お、のびちゃん勉強しているのか。うちの息子と違って偉いなぁ」


そう言って、ニコニコ顔で立ち去って行きます。

私が毎日毎日、夜も勉強しているならまだしも、普段はその部屋で、ぼーっとしているだけです。
自信を持って言えますが、40日間近くもある夏休みの中で、率先して勉強をした事など、後にも先にもこの一回だけでした。

ただ、よりにもよって勉強している時に会ったため、叔父の目には毎日夕食後に勉強をしているように映ったのかもしれません。
いや、おそらく平成の二宮金次郎くらいには思われていたでしょう。

いつもは怖くて怖くてしょうがない叔父が、機嫌の良さそうな顔で褒めてくれ、私は有頂天になっていました。

しかし、その幸せも長くは続きません。
どこでどう機嫌を損ねたのか知りませんが、気付くと居間では、先ほどまで恵比寿様のような顔だった叔父が、阿修羅のような顔で怒り狂っています。


「おまえものびちゃんを見習ってみたらどうなんだ!!」


私の何をどう見習わせたいのか解りませんが、どうやら勉強をしない息子に説教しているようです。
これには、さすがのSちゃんも目を白黒させていました。

アホ面で夕食の後片付けをしていたら、いきなり阿修羅マンの登場なんですから、神をも恐れぬ男とはいえ、しょうがない話です。


そして翌日からSちゃんの態度が豹変しました。

いままで一緒にやっていたゲームも、貸してくれていたマンガも、一切触らせてくれません。
ましてや、2人で遊ぶのが大好きだったトランスフォーマーすらも触らせてくれなくなってしまいました。

どうやら自分1人で、サイバトロンからデストロンまでこなすつもりのようです。
一朝一夕でデストロン役が務まるとは思えませんが、それだけ私の事が憎いのでしょう。

以降1週間ほどでしたでしょうか。
私は遊び道具の無いまま、白い灰となって過ごしていました。

そしてそれは、私に復讐の炎を燃え上がらせるのに、充分過ぎる時間でした。


東京へ帰る前日のこと。
私は深夜むっくりと起きだし、予め用意しておいたアロンアルファを握りしめました。

そして真っ暗なオモチャ部屋へ乗り込み、綿密に練られた完全犯罪計画のもと、端から端にトランスフォーマーの駆動部分にアロンアルファを注入していきました。

変形ロボットどころか、手足の駆動部分すらガッチガチに固めてやりました。


辛かった。
苦しかった。
涙が止まらなかった。

にっくきサイバトロンどものみならず、我らがデストロンまで無きものになるなるなって、純情でどうしようと思ってたハートも、万華鏡じゃなくなってた。


翌日の朝。
私はいそいそと荷物を纏め、結局Sちゃんに謝る事の無いまま、高知をあとにしました。

いくらいじめられて無視されたからって、少しやりすぎたかと飛行機の中で反省していました。
本当にSちゃんに対して申し訳無い事をしてしまったなと。

正直、あんなのもう全然トランスフォーマーじゃない。
変身できるのがウリの最新鋭ロボットどころか、蝋で塗り固められた人形にしか見えない。



そうか、そうだったのか。
何も反省なんてする事無いじゃないか、むしろ良い事をしてあげたくらいだ。


だって、おまえ好きだったもんな。


ほら、蝋人形って、かっこいいんだろ??
| 2008.03.17 Monday | - | comments(2) | trackbacks(0) |
 深い意味など、もちろん無い。



・・・買っちゃった。
| 2008.01.21 Monday | - | comments(4) | trackbacks(0) |
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